
インフラを超えて、変化と共に歩む未来
「時代は、変化でできている。私たちが変化をしないわけにはいかない。」
これは私たちSWCCが掲げるパーパスの一節です。今、私たちはまさに大きな変化の波の中にあります。
2025年3月31日をもって、私、長谷川隆代は代表取締役CEO社長としての職務を退き、2025年度のスタートとともに代表取締役会長として新たな役割を担うこととなりました。在任中、多くの皆さまから賜りましたご支援に、心より感謝申し上げます。
1936年の創業以来、SWCCグループは電線・ケーブルを通じて社会インフラを支え、皆さまの生活を守る企業であることを目指してまいりました。「電気」や「通信」が「あたりまえ」にある暮らしを支えるため、常に変化する社会に柔軟に適応し、力強い企業であり続けるために、2018年の就任以降、大規模な経営改革を進めてきました。優れた製品を提供する中で、ROIC経営を基盤とし、株主還元を重視するとともに、すべてのステークホルダーに当社の成長を実感していただけるよう、様々な施策にも力を入れてまいりました。
今、私たちは「Change」の時代を経て、「Growth」の時代を迎えようとしています。新たな経営チーム、特に小又CEO社長を中心に、さらなる企業価値の向上を目指し、全力を尽くしてまいります。今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
この度、SWCC株式会社の代表取締役CEO社長に就任いたしました小又哲夫でございます。日頃より、当社事業に対するご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
長谷川前CEO体制のもと、2018年から推進してきた「Change & Growth」の精神を引き継ぎ、果断な構造改革を継続し、次のステージでは、「Growth」への挑戦に重きを置き、持続的な成長を実現してまいります。
SWCCグループはこれまで総合電線メーカとして、世の中の安心・安全な社会インフラの発展を支えてまいりました。これによりエネルギー・インフラ事業は、順調に事業を拡大し、当社の主要な基盤事業として成長し続けております。さらには、「インフラだけじゃない。電線だけでもない。」モビリティ、半導体などの成長領域において、電線にあらたな付加価値を加えることで、さまざまな社会課題の解決を成し遂げる、第2の主力事業を築いてまいります。
2030年、さらにはその先を見据え、時代の変化を受け入れ、ソリューション提案型の価値創造企業への変容を目指してまいります。「チャンスは変化の中にある」という信念を持ち、変化を恐れず、成長を楽しみながら企業価値の向上に努めてまいります。
「いま、あたらしいことを。いつか、あたりまえになることへ。」
SWCCグループは、新たな未来を切り拓いてまいりますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役会長 取締役会議長 |
代表取締役 CEO 社長執行役員 |
長谷川 隆代 |
小又 哲夫 |